酒井歯科のブログ
しみる歯
和歌山市 酒井歯科の歯科衛生士 宮脇です。
少しずつ春が近づいていますが、寒い日や暖かい日の気温差が大きいので 対応に大変ですね😅 またコロナウィルスが騒がれていますが、間違った情報に踊らされないように正しい情報を見極めて 自分自信を守っていきたいですね。30秒間の手洗いが効果的だそうです。
さて今回はしみる歯、知覚過敏についてお話しさせて頂きます。
寒い季節は特に 冷たい水で口をゆすぐと歯が凍みる事がありますよね。虫歯でもないのに凍みる、それは知覚過敏かも知れません。
「知覚過敏」単に歯が凍みるだけだから放って置いても良いかというと そうではありません。この凍みる症状、虫歯の痛みの初期症状にそっくり、歯が欠けたり、削れたり、酸っぱいものの取りすぎで酸蝕症になったりして歯が壊れているときにも起きる症状なので油断大敵です。
歯が凍みるという症状は、主に歯の表面を硬く覆っているエナメル質を失う事が原因で起こります。エナメル質が失われると、象牙質が現れます。象牙質には小さいパイプ状の穴が開いているので、ここから神経のほうに外部からの刺激が伝わってしまうのです。
知覚過敏を引き起こすリスクをあげてみます。
・歯ぎしり、食いしばりをしている。
過剰な力は ヒビや咬耗 詰め物 被せ物を
傷める原因
・ゴシゴシと強く歯を磨く
歯の磨耗、歯茎を痩せさせる
・やに取り歯磨き粉の使用
着色除去用に 研磨剤がたくさん含まれてい
るので
・酸っぱい物の取りすぎ
歯は酸に弱い
・歯磨き不足
歯にベッタリついた歯垢の中の虫歯菌の出
した酸が再石灰化層を溶かしてしまう
・スポーツ飲料やイオン飲料を少しずつ飲む
酸性度が高いので歯が溶かされる
他にもありますが、歯がキーンと凍みるなどの症状が出た時は放って置かず、歯科医院を訪ねて下さい。症状にあった処置をしてもらえると思います😊👍