酒井歯科のブログ
歯周病とアルコール
和歌山市 酒井歯科の歯科衛生士、宮脇です。
少しずつ秋の気配が感じられるようになって来ましたが、暑さはまだ続いていますね。コロナも要注意!手洗い、うがい、マスク忘れずに👍
さて今回は歯周病とアルコールについてお話しさせて頂きます。
ほどほどの量のお酒が口腔機能に影響を与える事は少ないと思われますが、過剰摂取を続けると身体機能が低下し 口腔衛生の低下や唾液分泌の異常などが起こりやすくなります。その結果口腔環境が悪化し歯科疾患にかかりやすくなり 食機能の低下が考えられます。
ただ、歯周病のないネズミにアルコール摂取させると 水を摂取したよりも歯槽骨(顎の骨)の吸収が著しく歯肉の炎症性細胞の数が多くなっていたと言う研究結果があるそうです。なのでアルコール摂取が直接影響がある可能性は高いかと思われます。アルコール依存症になるとどうして歯科疾患が多発するようになるのか。
・咀嚼機能量の低下 食事内容が偏る 咀嚼し
なくなる
・口呼吸 による口腔乾燥
・日常生活動作の低下 不潔 歯ブラシをしな
い 正しく磨けない
・糖分の長時間停滞 飲酒 食事時間の延長
などにより口腔内が不潔な状態になってしまうからです。
お酒を飲んでも歯磨きは忘れずに、ブラッシングが無理ならせめて嗽だけでもして下さい。少しは違うと思います。寝ている間のお口の中は菌でいっぱいです。朝起きてすぐの歯磨きも忘れないように😊👍適度の飲酒で楽しい生活を送りたいものですね💕
歯科検診も忘れずに!