酒井歯科のブログ
誤嚥性肺炎と歯周病
和歌山市酒井歯科の歯科衛生士、宮脇です。
まだまだ落ち着かないコロナの為 静かなゴールデンウィークでしたが、頑張って早く終息してくれる事願っています😊
さて今回は『誤嚥性肺炎』についてお話しさせて頂きます。
ご高齢の方でよく聞く病名です。これは皆さんもご存知と思いますが、口の中の物が間違って気管にはいってしまった為に肺炎をおこしてしまう事です。健康な若い人であれば反射機能により 咳がでて気管に入ってもそれを吐き出す事が出来るのですが、この機能が衰えている高齢者の方は 吐き出す事が出来ず『肺炎』になってしまうのです。
この『肺炎』ですが、歯周病があり歯周病菌がお口の中にたくさんいると その菌も一緒に肺の中に届いて炎症をより重篤にしてしまうという事が解ってきました。
『誤嚥性肺炎』を予防する為にはお口の中も清潔に、歯周病予防も頑張って、定期検診忘れずに行くようにして下さい。
入れ歯で歯が一本もないと言う方もお口の中は清潔に、入れ歯にも菌やかびは付きます。舌を磨く事、うがいもよくする事、入れ歯は綺麗に洗って入れ歯洗浄剤を必ず使用する事など気をつけて下さいね😊
あとは飲み込む力をつける事です。
しっかりと噛んで食事が出来、健康で頑張れるように お口の手入れはきちんとお願いします😆👍 勿論 定期検診も大切です✨✨