酒井歯科のブログ
酸蝕症について
和歌山市 酒井歯科の西本です。
今回は酸蝕症についてお話します。
酸蝕症とは、酸によって歯が溶ける症状をいいます。
酸蝕症の原因は、体内から口の中に入る内因性のものと酸性度の強い飲食物を口にするなど外因性のものの2つに分けられます。
内因性の病因としては、胃食道逆流症や摂食障害による嘔吐などがあります。
外因性の病因としては、酸性度の高い飲食物や医薬品、サプリメントなどの過剰摂取が考えられます。
酸性度の高い食品には、
・柑橘系の果物や果汁から作られた飲み物、梅干し
・ビタミンCなどを含む酸性のビタミン剤やサプリメント
・炭酸飲料、黒酢、栄養ドリンク、ワイン、スポーツ飲料 などがあります。
酸蝕症を防ぐためには、
◯酸性飲食物をダラダラ食べたり飲んだりしない
◯酸性の飲食物を口にした後は水で口をゆすぐ
◯寝る前の飲食を控える
といった対策が必要です!
気付かずに進行している事もありますので、定期的に歯科医院を受診してチェックしてもらいましょう!