誤嚥性肺炎 - 和歌山市の歯医者|酒井歯科

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酒井歯科のブログ

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誤嚥性肺炎

和歌山市 酒井歯科 歯科衛生士の宮脇です    朝晩 少し涼しく感じる時がありますが まだまだ暑いですね😵 でももうすぐ秋分の日、過ごし易い季節が近づいて来ています。        今回は【誤嚥性肺炎】についてお話しさせて頂きます。                    ふつう 食べ物は食道から胃に、空気は気管から肺に入って行きますが、食べ物が食道や胃ではなく肺に入ってしまう事があります。これが(誤嚥)です。異物が肺に入って炎症を起こす事を誤嚥性肺炎と言います。これは食べ物だけではなく唾液の誤嚥でも起こります。そもそも誤嚥性肺炎の原因となる元が(お口の中の細菌)だからです。胃ろうの方も誤嚥性肺炎になります。誤嚥をすると、食物や唾液だけでなく細菌もいっしょに肺に入り込み、その細菌が肺で増える事により炎症を起こし肺炎になってしまうのです。     若い人でも慌てて飲んだり食べたりした時に気管に入って咳込む事があると思います、これが誤嚥です。でも直ぐに咳込む事で吐き出す事が出来ているのですが、体力の衰えた高齢の方だとお口や舌、のど、食道の筋力が弱っているのでうまく飲み込めず気管に入り易くなっています。また吐き出す力も低下している為、誤嚥した物を気管から出せずそのまま肺に入ってしまう危険性も増します。また体力が衰えているという事は細菌えの抵抗力も落ちているという事なのです。      「お口の中の細菌の増加」「誤嚥」「抵抗力の低下」これらが誤嚥性肺炎の主な原因となる事です。

この原因となる三つに対処するため       まずお口の中の菌を減らしていく。細菌をゼロにする事は出来ませんがブラッシングやうがいでお口の中を清潔に保つようにしましょう。     次に誤嚥。歯茎やお口の粘膜、舌への刺激やマッサージを行い続ける事によって衰える前の動きを取り戻せる可能性があります。         低下した飲み込む力を改善すると「誤嚥」が減り飲み込みやすくなることによって食事も摂りやすくなりからだの「抵抗力」も向上していきます。細菌が肺に入っても肺炎になる危険性も減少するというわけです。               ご家族の方のお口のお世話をしてあげる時 プラークや汚れを落とすだけではなく、歯茎や舌、口腔粘膜などお口のまわりの部分にも刺激を与えてあげる事を意識してみて下さい。        ご質問などありましたらお気軽にスタッフに相談してみて下さいね😊✋

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