酒井歯科のブログ
入れ歯のお手入れ
和歌山市 酒井歯科の西本です。
今回は入れ歯のお手入れについてお話しします!
入れ歯にも歯と同じように食べかすやプラーク(歯垢)がつきます。
入れ歯のお手入れが不十分だと、
・口臭が発生しやすくなる
・入れ歯に色素や歯石が沈着しやすくなる
・唾液に含まれる細菌が増え、気管に入ると誤嚥性肺炎を起こす危険がある
などのトラブルが起きることがあります。
これらのトラベルを防ぐためにも、入れ歯は毎食後お手入れするようにしましょう。
1.落として破損したり排水溝に流したりしないように洗面器などに水を張ります。
2.入れ歯を外して流水下で清掃します。
・入れ歯用のブラシを使うのがお勧めです。
・歯磨き粉は研磨剤が入ってるので付けずに磨きます。
・総入れ歯は歯と歯のすき間や歯茎と密着する裏側が、部分入れ歯は金属の部分(クラスプ)に汚れがつきやすいので念入りに清掃して下さいね。
3.就寝前は入れ歯用洗浄剤につけましょう。
熱湯は変形の原因になるので避けてましょう。
入れ歯を安全に使うためにも、正しいお手入れを習慣にして下さいね。
大切な定期検診
和歌山市酒井歯科 歯科衛生士の宮脇です こんにちは まだ3月上旬なのに4月の陽気ですね 桜の蕾も驚いているかと思います みなさま体調管理にはご注意下さいね花粉も大量だとか、花粉症対策も頑張っていきましょう 今回は定期検診についてお話しさせて頂きます みなさん定期検診が大切な事は分かっていると思うのですが どうして大切なのか 検診ではどんな所診てもらえているのかなど 細かいところを少しお話ししますね
定期検診とは定期的に歯科医院を来院しメインテナンスを受ける事なのですが それは歯科医院と患者さんが協力しあうこと、歯科は原因解明と改善法の指導をし、患者さんはその実践を担当し、定期的に経過を確認し合って良い状態を維持していくのです。 このメインテナンスは子供の頃からはじめると もっと効果的です。歯は削らないほうが丈夫でもちがよいので 生えたての永久歯は軟らかくてむし歯になりやすいのですが、その頃からしっかり予防し守り将来歯で苦労しないようにする事が出来るのです。 また検診はいつからでも何歳からでも始められます。思いついたその時から直ぐに始めて下さい。すでに虫歯があっても大丈夫歯科のプロと一緒に今ある歯を大事に守っていきましょう。
検診ではどこを診ているのか 子供さん ✴︎プラークは落ちているか ✴︎抜けた歯の前後の歯に虫歯はないか ✴︎噛み合わせは大丈夫か ✴︎永久歯に中心結節はないか(歯の真ん中や横に出来るツノ状のトッキ)✴︎ダラダラ食べ飲みはしていないか ✴︎おやつの回数 多すぎないか ✴︎歯並びに影響する癖はないか ✴︎生えてこない永久歯はないか ✴︎生まれつき弱い歯(エナメル質形成不全)はないか✴︎矯正治療の必要はないかなど 大人のかた ✴︎詰め物の劣化 ✴︎二次カリエス 詰め物などの縁から自分の歯が虫歯になっている所✴︎歯にヒビが入っていないか ✴︎酸蝕症になっていないか ✴︎歯並びの変化はないか ✴︎ブラッシングは正しく出来ているか ✴︎食事 間食の習慣 ✴︎タバコは吸ってるか ✴︎唾液は減っていないか ✴︎持病やその薬の影響 ✴︎歯ぐき以外の粘膜の健康状態 ✴︎年齢とともに細やかな歯磨きが苦手になっていないかなど
ブラッシングがご自分で上手に出来ていても細かいところ ブラシの届かないところはあります、そんなところをプロがきれいにします。また歯石はブラシでは取れません クリーニングして貰う事で取り除きます。定期検診の間隔ですが それは一人一人違います。お口の状態が良くない人やブラッシングが苦手な人は間隔は短く1ヶ月くらいで、ブラッシングは上手ですが歯周病のひどかった人は3ヶ月くらいなどです。 ご自分の歯でしっかり噛んで食事し 健康で長生きできるように頑張りましょうね😁
どこが痛みの原因❔
こんばんは🌃
和歌山市 酒井歯科の藤崎です
さて、みなさんは歯が痛くなって困った経験はありますか?
最近は、何度も治療のために通院することにならないように予防歯科が重視されています
当院にもたくさんの患者さんが定期的に検診に来てくださっています
しかしながら、急に歯が痛み出すこともありますよね😣そんな時に痛みの原因の歯がどれかを正確に言い当てるのは難しいことです
歯の痛みは口全体にひろがり、どの歯が痛いのかは自分でさえわからなくなることがあります😲
時として、上下の歯痛の区別さえできなくな ります。下の奥歯にむし歯があって痛みの原因となっていても、上の奥歯が痛いと錯覚を起こすこと、またその逆も珍しくないんです❗
そのため、当院に来られる患者さんにも患者さん自身が痛いとおっしゃる場所の歯には何の問題もなく、別の場所に痛みの原因となる歯がある場合も少なくありません
上の歯の痛みは 顔面の知覚、運動をつかさどる脳神経である三叉神経の2番目の枝、下の歯の痛みは三叉神経の3 番目の枝によってそれぞれ伝えられます
私たちがどの歯が痛いか言 い当てるのは難しいのは同じ神経 から伝達される信号を脳自身が正確に判別できなくなっているからだそうです