酒井歯科のブログ
唾液の働き
和歌山市 酒井歯科の西本です。
本年もどうぞ宜しくお願い致します!
みなさん、唾液には口や体の健康に関わるさまざまな働きがあるのをご存知ですか?
◯唾液に含まれる酵素(アミラーゼ)が食べ物に含まれるでんぷんを分解し、消化を助ける
◯歯の再石灰化や口の中の傷を治りやすくするなど、お口の中を修復する
◯口の粘膜を保湿・保護し、傷つきにくくし、舌やのどの動きをスムーズにする
◯食事後に酸性に近づいたお口の環境を、唾液が中和することで、虫歯から歯を守る
◯お口の中の汚れを洗い流してきれいにする
◯抗菌作用で口からの細菌感染を防ぐ
◯よく噛んで食べ物と唾液をしっかり混ぜ合わせることで、食べ物の味を感じやすくする
◯食べ物を柔らかくし、飲み込みやすくする
など、たくさんの働きがあります!
唾液は主に耳下腺、顎下腺、舌下腺という3つの大きな唾液腺から、1日に1000〜1500mlほど分泌されます。
就寝時は唾液の分泌量が減るため、夜間に口の中で細菌が繁殖しやすく、朝起きると、口の中がネバついたり、口臭が気になったりしがちです。そのため、寝る前はより丁寧なケアを心がけて下さいね!